ひばりブログ《SSFアクティブ》強みを活かした生活目標の立案

2025.09.03

サンサンフォレストアクティブでは、居宅訪問チェックシートや興味関心チェックシートを用いて強みを情報収集し、より具体的な生活目標を立案、目標に即した介入をしています。強みとは、個人が持つ心身機能、性格、技術・技能、関心、生活環境です。
今回、強みを活かした生活目標を達成したご利用者様を紹介させて頂きます。70代男性。腰椎圧迫骨折を患って以降、日常生活や歩行時に腰の痛みが出現。自宅に閉じこもりがち。デイサービスを休むこともあった。本人から「腰が痛いので、痛みを取ってほしい」「歩けるようになりたい」という希望がありました。居宅訪問チェックシートや興味関心チェックシートを用いて強みを情報収集して、「起立・着座は可能」「我慢強い」「記憶力がいい」「散歩が趣味」「平地で自宅が住みやすい」ことが判明。強みを活かすために「買い物や掃除を自分で行う」「通院までの距離(約500m)を歩く」というより具体的な生活目標を立案しました。介入として、掃除や買い物、歩行の際の動作学習、日常生活にて腰に負担となる様な動作を避けるよう指導、自主トレとして股関節のストレッチをアドバイスしました。その結果、痛みが軽減、利用者の意欲が向上し、買い物や掃除が自立、休憩を挟みながら通院することが可能となりました。
改めて、強みを活かした生活目標の立案は大切であることを実感しました。

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